子供のころからバイリンガルであった人は、そうでない人より痴呆の発症が4年遅くなるという調査結果が出ました。
バイリンガルの患者が51%含まれる痴呆の184人の患者の記録を検査したところ、平均して、痴呆の徴候が現れたのはモノリンガルで71.4歳に対し、バイリンガルでは75.5年でした。
この相違は文化的な違い、移住地の違い、教育の程度、仕事内容、性別などを考慮しても残りました。
1つ以上の言語の習得する為の一倍の努力が 健康に痴呆と戦う為の2つの要因、思考と頭脳に血液の供給を助けたとされています。
何歳からバイリンガルになれば、痴呆防止になるのかはまだ不明です。
Neuropsychologia 2007; 45: 459-464
2007年10月13日土曜日
バイリンガルである事は痴呆の発現を4年遅らせる
2007年3月17日土曜日
ダイエット手術で、ウェルニッケ脳症になる?
アメリカで盛んに行われているダイエット目的の胃のバイパス術で、ウェルニッケ脳症という病気になる危険性が高まる可能性があること発表されました。
ウェルニッケ脳症とは、ビタミンB1の欠乏によって起こる病気です。外眼筋麻痺(いわゆる斜視)・運動失調・意識障害と言った症状を起こします。慢性期には、物忘れが激しくなります。
その発症原因については、まだ分かっていませんが、手術をすることで、ビタミンB1欠乏だけでなく、その他のまだ未確定のビタミン欠乏や脳への炎症性損傷などが考えられています。
この研究は、今まで発表されている研究論文を、統計的に解析してレビューしたものです。
胃バイパス術の他、垂直遮断胃形成術、選択的胃分離術、胃縫縮術の術後にも報告があります。
手術後、1-3ヶ月間、嘔吐が続いている若い女性に報告が多く、手術後になんらかの神経症状が見られる患者に対してウェルニッケ脳症の疑いを持つ必要があるとされています。
Neurology 2007; 68:807-811
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